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「実際の芸能生活は約7年間。短いようですけれど、テレビに露出する量が今とは違ったみたいですね。毎日見ない日がないという感じだったのだと思います。引退直後に母親になることと介護することが同時に始まって、何がなんだか…という20年でしたから、私が思っている以上に皆さんが覚えて下さっていることに大変驚いています」
思えば、結婚2週間後に義母が倒れたため、病院通いが結婚生活のスタートだったという荒木さん。子供を授かって母親になる前後ぐらいだけが20数年の結婚生活の中で穏やかに生活できた期間だったと振り返ります。
「今でこそ“認知症”として周りの理解も得られますけれど、20年前は知りようのないことだらけ。“まだらぼけ”なんて言い方をしますけれど、当時は呆けるということは、ある日激変するものだと思っていたんです。ですから、月に1回、『おかしいな』と思うことがあっても勘違いだろうということで通り過ぎていって…。それが月に2回3回から週に1回ぐらい、そのうち一昨日も昨日も…と、3〜4年の間に狭まっていったんですよ。それでも、歳をとっていくというのはこういうことなのかなと思って、これがボケなのだとは思えない。歳を重ねていくことを私たちが明るく受け入れてあげることが家族なのだと思っていましたからね。
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